菅直人
かんなおと
(1946-)
昭和時代後期〜平成時代の政治家
第94代内閣総理大臣
山口県出身。東京工業大学卒業後、市民運動に長く関わり、1980年の衆院選で初当選。新党さきがけに属し、96年の橋本内閣で厚相として薬害エイズ問題に取り組む。同年に民主党を結成、2009年の鳩山内閣で副総理・国家戦略担当相、次いで財務相も兼務。翌年に首相となり消費税・尖閣諸島・TPPなどの懸案を抱える中、東日本大震災・福島第一原発事故が発生し、その対応を批判され退陣。その後、民進党を経て立憲民主党の最高顧問となった。
関連人物
- 市川房枝(婦人運動家):菅が選挙参謀を務めた。
- 江田三郎(社会党議員):菅を招いて社会市民連合を結成。
- 橋本龍太郎(第82代首相):菅が厚相として薬害エイズ・O157問題に対応。
- 鳩山由紀夫(第93代首相):民主党を結成して共同代表となる。
- 小沢一郎(民主党幹事長):党内の政策決定に影響力を保った。
- 岡田克也(外相):後に民進党の常任顧問。
- 前原誠司(国交相・外相):後に希望の党へ合流。
- 枝野幸男(内閣官房長官):後に立憲民主党を結成して代表に就任。
- 野田佳彦(財務相):後継の首相。後に民進党へ所属。
- 海江田万里(経産相):後に立憲民主党の最高顧問。
- 蓮舫(特命担当相):後に立憲民主党へ参加。
- 松本龍(環境相・復興相):被災地での発言が問題となり辞任に追い込まれた。
(2017/12/31 改作)