マイケル・ファラデー
Michael Faraday(1791-1867)
イギリスの化学者・物理学者
ロンドン郊外出身。正規の教育は受けず、製本見習いの合間に科学へ興味を抱く。1812年、デービーの講演を機に自らを売り込み、王立研究所の実験室助手に採用される。デービーの下で化学研究に取り組み、鉄の合金やベンゼンを発見する。その一方で電気と磁気の研究も進め、1831年にコイルの中で磁石を動かす事によって電磁誘導を発見。また電気分解の法則を定式化するなど、その後の電気化学・電磁気学の発展に重要な基礎を築いた。