ロバート・オッペンハイマー
J. Robert Oppenheimer(1904-1967)
アメリカの理論物理学者
ニューヨーク出身。ハーバード大学卒業後、ケンブリッジ大学、キャヴェンディッシュ研究所を経てゲッティンゲン大学で量子力学などを学び学位を取得。若くしてカリフォルニア大学とカリフォルニア工科大学の教授となり、原子核理論や素粒子論の研究に携わる。第二次大戦中の1943年にロスアラモス研究所長に任命され、原子爆弾製造のマンハッタン計画を指導した。戦後は水素爆弾製造に反対したため、赤狩りの風潮の中で公職追放された。