ウィンストン・チャーチル
Winston Leonard Spencer-Churchill(1874-1965)
イギリスの政治家
第61・63代イギリス首相
マールバラ公爵家出身で、政治家ランドルフの長男。陸軍を経て従軍記者として活躍。1900年に保守党の下院議員となったが、保護関税に反対して自由党へ転じた。商相・内相・陸相・植民地相などを歴任後、労働党の台頭に直面して保守党に復帰。第二次大戦では首相として挙国一致内閣を率い、ルーズベルトやスターリンと緊密に連携して連合国側の勝利に貢献。文筆家としても優れ、53年に「第二次大戦回顧録」でノーベル文学賞を受賞した。
関連人物
- アスキス(第52代首相):チャーチルが商務相を務めた。
- ロイド・ジョージ(第53代首相):チャーチルが陸相・植民地相を務めた。
- ボールドウィン(第55代首相):チャーチルが財務相を務めた。
- チェンバレン(第60代首相):対独宥和政策をチャーチルから批判された。
- アトリー(第62代首相):労働党。大戦終結期の総選挙で首相となった。
- ルーズベルト(アメリカ大統領):連合国首脳。カイロ会談・ヤルタ会談に参加。
- スターリン(ソ連最高指導者):連合国首脳。ヤルタ会談に参加。
- 蒋介石(中華民国総統):連合国首脳。カイロ会談に参加。
- ヒトラー(ドイツ総統):枢軸国首脳。早くからチャーチルが警戒。