エドワード・バーン=ジョーンズ
Edward Coley Burne-Jones(1833-1898)
イギリス・ラファエル前派の画家・デザイナー
バーミンガム出身。聖職者を志してオックスフォード大学に学ぶが、モリスやロセッティらとの交流を通じて画家の道へ転向。イタリア旅行でボッティチェッリやマンテーニャなどの作品を研究し、アーサー王伝説やギリシャ神話に取材した作品を制作。整然とした構図、硬質な描線、華麗な色彩を特徴とする幻想的な作風で、ラファエル前派の様式を継承した。絵画作品の他にステンドグラスやタペストリー、宝飾品、舞台衣装などの下絵も手掛けた。