徳川家康 / 松平元康
とくがわいえやす / まつだいらもとやす
(1542-1616)
戦国時代~江戸時代初期の武将・大名
江戸幕府初代征夷大将軍
松平広忠の長男。今川氏の人質として雌伏し、桶狭間の戦いを機に独立。三方ヶ原で武田信玄に大敗後、長篠で織田信長と共に武田勝頼を破った。小牧・長久手で交戦した羽柴秀吉とは後に和睦し、小田原征伐の功で関八州250万石を拝領、豊臣政権の五大老筆頭となる。秀吉没後の関ヶ原の戦いに勝利し、征夷大将軍となって江戸に幕府を開く。将軍職を子の秀忠に譲った後も大御所として実権を握り、大坂の陣で豊臣家を滅ぼして幕政の基礎を固めた。
関連人物
- 今川義元(駿河の大名):尾張織田氏との人質交換で竹千代(元康)を迎えた。
- 織田信長(尾張の大名):桶狭間で義元を討った後、元康と清洲同盟を締結。
- 武田信玄(甲斐の大名):西上作戦途上の三方ヶ原で徳川・織田軍に圧勝。
- 豊臣秀吉(尾張の大名):家康を臣従させ、関八州250万石を与えた。
- 石田三成(豊臣家家臣):秀吉没後に台頭する家康を誅すべく、関ヶ原で決戦。
- 豊臣秀頼(豊臣家当主):大坂の陣で総攻撃を受け、滅亡に追い込まれた。
- 結城秀康(越前松平家):二男。豊臣秀吉、ついで結城晴朝の養子。
- 徳川秀忠(第2代将軍):三男。将軍就任当初は大御所家康と二元政治を行う。
- 酒井忠次(徳川家家臣):最古参の譜代で徳川四天王の筆頭。
- 榊原康政(徳川家家臣):徳川四天王の一。
- 本多忠勝(徳川家家臣):徳川四天王の一。
- 井伊直政(徳川家家臣):徳川四天王の一。
参考資料
- 狩野探幽:「徳川家康像」(大阪城天守閣蔵)
(2017/02/21 改作)