アルトゥル・ショーペンハウアー
Arthur Schopenhauer
(1788-1860)
ドイツの哲学者
グダニスク出身。ゲッティンゲン大学とベルリン大学で哲学を学ぶ。1819年に主著「意志と表象としての世界」を完成させ、ベルリン大学の講師となるが、同僚ヘーゲルの人気に押され不遇だった。世界は「私の表象」であり、その根底にある「生きようとする盲目的意志」が満たされない欲望を追求するために、人生は苦であるとする主意主義的悲観主義を構築。この苦からの解脱には、意志の否定によって涅槃の境地に達する他はないとした。
関連人物
- ヨハンナ・ショーペンハウアー(小説家):母。後に性格の不一致で決別。
- 釈迦(仏教の開祖):ショーペンハウアーが影響を受けた。
- プラトン(哲学者):ショーペンハウアーが影響を受けた。
- ブルーノ(哲学者):ショーペンハウアーが影響を受けた。
- ベーメ(神秘思想家):ショーペンハウアーが影響を受けた。
- カント(哲学者):ショーペンハウアーが影響を受けた。
- ゲーテ(劇作家):ショーペンハウアーが影響を受けた。
- ヘーゲル(哲学者):ベルリン大学の同僚。
- ニーチェ(哲学者):ショーペンハウアーの影響を受けた。
- ウィトゲンシュタイン(哲学者):ショーペンハウアーの影響を受けた。
- ワーグナー(作曲家):ショーペンハウアーの影響を受けた。
- マーラー(作曲家):ショーペンハウアーの影響を受けた。
(2017/08/09 改作)