フェリックス・メンデルスゾーン
Felix Mendelssohn
(1809-1847)
ドイツの作曲家・指揮者
ライプツィヒ音楽院創設者
ハンブルク出身。早くから音楽や文芸の才能を発揮し、弱冠20歳でバッハの「マタイ受難曲」を復活上演させ名声を博す。ヨーロッパ各地を旅行しながら作曲や演奏活動を行う一方、ライプツィヒに音楽学校を創設するなど教育面でも尽力した。バッハやモーツァルト、ベートーヴェンの影響を受けた古典的な作風で、ホ短調のヴァイオリン協奏曲、交響曲「スコットランド」「イタリア」、序曲「夏の夜の夢」、ピアノ曲集「無言歌集」などが知られる。
関連人物
- モーゼス・メンデルスゾーン(哲学者):祖父。
- ファニー・メンデルスゾーン(作曲家):姉。
- ディリクレ(数学者):義弟。
- シェイクスピア(劇作家):メンデルスゾーンが傾倒した。
- ゲーテ(詩人):幼少のメンデルスゾーンと交流した。
- ショパン(作曲家):友人。
- シューマン(作曲家):友人。
- リスト(作曲家):友人。
- ワーグナー(作曲家):自著でメンデルスゾーンらユダヤ人音楽家を批判した。
- ブルッフ(作曲家):メンデルスゾーンの影響を受けた。
参考資料
- イェーガー:メンデルスゾーンの肖像(メンデルスゾーン・ハウス蔵)
- マグヌス:メンデルスゾーンの肖像(ベルリン国立図書館蔵)
(2017/04/02 改作)