ニッコロ・パガニーニ
Niccolò Paganini
(1782-1840)
イタリアのヴァイオリニスト・作曲家
ジェノヴァ出身。父からヴァイオリンを習い、11歳でデビューして成功を収める。ルッカの宮廷やナポレオン家に仕えたのち独立、欧州各地を演奏旅行して回った。素早いスタッカート、二重フラジオレット、左手のピッツィカートなどを盛り込んだ技巧的な演奏で聴衆を魅了し、リストなどのピアニストや作曲家にも影響を与えた。作曲家としても優れ、独奏曲集「24の奇想曲」や6つのヴァイオリン協奏曲のほか、ギターのための作品も残している。
関連人物
- ロカテッリ(ヴァイオリニスト):パガニーニが影響を受けた。
- ロード(ヴァイオリニスト):パガニーニが影響を受けた。
- アングル(画家):友人。ヴァイオリンの演奏仲間。
- ロッシーニ(作曲家):友人。
- リスト(ピアニスト・作曲家):パガニーニの演奏から影響を受けた。
- ショパン(作曲家):変奏曲「パガニーニの思い出」を作曲。
- シューマン(作曲家):「パガニーニの主題による練習曲」を作曲。
- ブラームス(作曲家):「パガニーニの主題による変奏曲」を作曲。
- ラフマニノフ(作曲家):「パガニーニの主題による狂詩曲」を作曲。
- ボッテジーニ(音楽家):「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれた。