カミーユ・サン=サーンス
Charles-Camille Saint-Saëns(1835-1921)
フランスの作曲家・オルガニスト
パリ出身。早くから楽才を発揮し、パリ音楽院に学んでオルガン奏者として活躍。作曲家としての地位を確立すると、1871年の普仏戦争の敗北を契機として、フランス音楽普及と後進育成のために国民音楽協会を設立。以後、ドビュッシーらの新しい音楽が台頭する中で、古典的・保守的な形式の楽曲を創作し続けた。様々なジャンルを手掛けたが、特に交響曲第3番「オルガン付き」、交響詩「死の舞踏」、組曲「動物の謝肉祭」などで知られる。