アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
Henri de Toulouse-Lautrec(1864-1901)
フランスの画家
南フランス出身。伯爵家に生まれ、幼少から描画を好んだ。成長期に両足を骨折し、療養中に絵画に専念。パリへ出てコルモンの画塾に学び、ベルナールやゴッホらと交流する。1884年、モンマルトルにアトリエを構え、踊り子・娼婦・芸人など歓楽街の人々を主題とした風俗画を制作。ドガや日本の浮世絵の影響を受け、線描とシルエットを重視した大胆な構図を特長とする。また石版画によるポスターの原画も手掛け、20世紀のポスター芸術を先駆した。
関連人物
- ボナ(画家):師。
- コルモン(画家):師。
- ドガ(画家):ロートレックが影響を受けた。
- 歌川広重(浮世絵師):ロートレックが影響を受けた。
- ゴッホ(画家):友人。
- ベルナール(画家):友人。
- スタンラン(画家):友人。
- シュザンヌ・ヴァラドン(画家):モデルを務めた。ユトリロの母。
- ムンク(画家):ロートレックの影響を受けた。
- ドンゲン(画家):ロートレックの影響を受けた。
参考リンク
- ロートレックの作品と解説(サルヴァスタイル美術館)
(2012/07/09 改作)