リヒャルト・ワーグナー
Wilhelm Richard Wagner
(1813-1883)
ドイツの音楽家
ライプツィヒ出身。ウェーバーやベートーヴェンの影響を受けて音楽家を志す。ライプツィヒ大学中退後、作曲と指揮活動をしながら各地を遍歴。1842年に歌劇「リエンツィ」が成功して地位を確立するが、49年のドレスデン五月蜂起に加担したため、スイスへ亡命。のちバイエルン国王の支援を得て、バイロイトに祝祭劇場を建設した。音楽と文芸を融合した壮大な総合芸術「楽劇」を創始、20世紀へ至る音楽界・文学界に多大な影響を及ぼした。
関連人物
- ベートーヴェン(作曲家):ワーグナーが影響を受けた。
- ウェーバー(作曲家):ワーグナーが影響を受けた。
- マルシュナー(作曲家):ワーグナーが影響を受けた。
- ショーペンハウアー(哲学者):ワーグナーが影響を受けた。
- バクーニン(革命家):ワーグナーと共闘してドレスデン五月蜂起を指導。
- ルートヴィヒ2世(バイエルン国王)庇護者。
- リスト(作曲家):義父で盟友。
- ブルックナー(作曲家):ワーグナーの影響を受けた。
- ブラームス(作曲家):互いの支持者が対立し、音楽界を二分した。
- ニーチェ(哲学者):互いに親交を深めたが後に決裂した。
- フンパーディンク(作曲家):バイロイト時代で助手を務めた。
- H.S.チェンバレン(文筆家):娘婿。ナチズムに影響を与えた人種主義者。
(2017/03/24 改作)