アレクサンダー・グラハム・ベル
Alexander Graham Bell(1847-1922)
イギリス、アメリカの発明家・実業家
スコットランド・エジンバラ出身。エジンバラ大学在学中にヘルムホルツの音響学に興味を抱く。1871年にアメリカへ移住。父の影響で聾唖学校を経営するかたわら、ボストン大学の音声生理学の教授として電気と音響の研究を続け、1876年に電磁型送受話器の特許を取得。翌年にベル電話会社(現・AT&T)を設立した。その後も光無線通信・蓄音機・水中翼船・飛行機などの分野に業績を残し、雑誌「サイエンス」の創刊にも関わった。
関連人物
- ヘルムホルツ(物理学者):ベルが影響を受けた。
- ヘレン・ケラー(教育家):ベルの斡旋で家庭教師サリヴァンを紹介された。
- ワトソン(技師):助手。
- グレイ(発明家):同時期に電話を発明したが、特許権争いに敗れた。
- 伊沢修二(教育家):アメリカ留学中にベルから視話術を学んだ。
(2013/05/07 改作)