モーリス・ラヴェル
Joseph-Maurice Ravel
(1875-1937)
フランスの作曲家
バスク地方出身。パリ音楽院でピアノと作曲を学ぶ。ローマ大賞の受賞は逃すものの、「亡き王女のためのパヴァーヌ」「水の戯れ」などのピアノ作品で名声を獲得。第一次大戦を経て、アメリカでも成功するが、晩年は交通事故の後遺症に悩まされた。各地の民族音楽やジャズなどから影響を受け、古典主義的な明快さと精緻な書法が特徴。2曲のピアノ協奏曲、管弦楽曲「スペイン狂詩曲」、バレエ音楽「ダフニスとクロエ」「ボレロ」などで知られる。
関連人物
- フォーレ(作曲家):パリ音楽院の師。
- ジェダルジュ(作曲家):パリ音楽院の師。
- シャブリエ(作曲家):ラヴェルが影響を受けた。
- ドビュッシー(作曲家):ラヴェルが影響を受けた。
- サティ(作曲家):ラヴェルが影響を受けた。
- ケクラン(作曲家):ラヴェルらと独立音楽協会を設立。
- ファリャ(作曲家):友人。
- ストラヴィンスキー(作曲家):友人。
- F.クープラン(作曲家):ラヴェルがオマージュ作品を作曲した。
- ムソルグスキー(作曲家):ラヴェルが「展覧会の絵」を管弦楽編曲した。
- マラルメ(詩人):ラヴェルが3つの詩を選んで歌曲にした。
- バクスト(画家):「ダフニスとクロエ」の舞台美術を担当。
(2017/10/02 改作)