龍造寺隆信の似顔絵

龍造寺隆信のイラスト

龍造寺隆信

りゅうぞうじたかのぶ
(1529-1584)
戦国時代~安土桃山時代の武将・大名
肥前龍造寺氏第20代当主

龍造寺氏の分家出身。幼少期は仏門に身を置き、還俗して分家を相続。次いで当主の早世により龍造寺本家も継承し、周防大内氏に属した。内紛で肥前を追われると、筑後蒲池氏の支援を受けて佐嘉城を奪還。かつての主家の少弐氏や周辺勢力を破って肥前を平らげ、さらに豊後大友氏の衰退に乗じて領国を拡大する。傘下の有馬氏が薩摩島津氏の侵攻に呼応したため、沖田畷で島津・有馬連合軍に大軍で挑むが、用兵に失敗して討死。以後、龍造寺氏は没落した。

関連人物

  • 龍造寺家兼(肥前の大名):一門の長老として龍造寺氏飛躍の礎を築いた。
  • 大内義隆(周防の大名):主君。偏諱「隆」を与えた。
  • 蒲池鑑盛(筑後の大名):佐嘉城を追われた隆信を保護し、奪回を支援。
  • 少弐冬尚(肥前の大名):旧主。勢力を伸ばす龍造寺氏に下克上された。
  • 神代勝利(少弐氏家臣):少弐氏の下で龍造寺氏と抗争。
  • 大友宗麟(豊後の大名):急速に台頭する龍造寺氏を警戒し、肥前へ侵攻。
  • 有馬晴信(肥前の大名):龍造寺氏の従属を離れ、島津氏に与した。
  • 島津家久(薩摩の武将):沖田畷の戦いで龍造寺軍を翻弄し完勝。
  • 鍋島直茂(龍造寺家家臣):隆信の死後に国政の実権を掌握した。
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