田中正造の似顔絵

田中正造のイラスト

田中正造

たなかしょうぞう
(1841-1913)
明治時代~大正時代初期の政治家・社会運動家

下野国出身。父の跡を継いで郷里の名主となり、領主六角家の失政を糾弾して投獄される。明治になり区会議員、県議会議員を経て自由民権運動に参加。第一回衆議院議員に当選し、立憲改進党、進歩党で活躍する。1891年頃から足尾銅山鉱毒問題を取り上げ、被害農民の側に立って政府を追及。1901年に議員を辞職するが、なおも鉱毒被害を訴え続け、遂に明治天皇へ直訴を行う。晩年は渡良瀬遊水池の設置反対を掲げ、精力的に活動し続けた。

関連人物

  • 三島通庸(栃木県令):強引な土木政策で田中ら民権派と厳しく対立した。
  • 古河市兵衛(実業家):古河財閥創業者で足尾銅山の経営者。
  • 山県有朋(第9代首相):田中の亡国演説に対し、答弁を拒否。
  • 陸奥宗光(農商務相):田中が提出した鉱毒問題の質問書を黙殺。
  • 榎本武揚(農商務相):鉱毒問題で現地視察し、調査委員会を設置。
  • 明治天皇(第122代首相):議員辞職した田中が直訴を行った。
  • 幸徳秋水(社会主義者):田中に依頼され、明治天皇への直訴状を起草した。
  • 津田仙(キリスト者):田中に協力して農民救済運動に奔走。
  • 内村鑑三(キリスト者):鉱毒問題に同情的立場をとり交流。