吉田茂の似顔絵

吉田茂のイラスト

吉田茂

よしだしげる
(1878-1967)
大正時代~昭和時代中期の外交官・政治家
第45・48・49・50・51代内閣総理大臣

東京府出身。旧姓は竹内。東京帝国大学卒業後、外務省で要職を歴任。親英米派と目され、第二次大戦末期には和平工作にも携わる。戦後に東久邇宮、幣原両内閣の外相となり、1946年に自由党総裁として組閣。朝鮮戦争を背景に講和の機運が高まると、51年の第3次内閣で、連合国との対日講和条約と日米安全保障条約に調印。第5次内閣で表面化した造船疑獄で党内外の批判を浴びて総辞職するが、引退後も保守本流の元老として影響力を保った。

関連人物

  • 牧野伸顕(内大臣):岳父。昭和天皇の輔弼の一人。
  • 近衛文麿(重臣):第二次大戦中に吉田らと和平工作を進めた。
  • 東久邇宮稔彦王(第43代首相):吉田が外相として入閣。
  • 幣原喜重郎(第44代首相):吉田が外相として入閣。
  • 石橋湛山(第1次内閣蔵相):デフレ抑制のためのインフレ政策を推進。
  • 佐藤栄作(第2次内閣官房長官):側近。造船疑獄で逮捕寸前になった。
  • 池田勇人(第3次内閣蔵相):側近。経済政策と講和の下交渉を担当。
  • 犬養健(第5次内閣法相):造船疑獄で指揮権を発動して捜査を阻止。
  • 鳩山一郎(第52代首相):政敵。吉田外交に対抗して日ソ交渉に傾注。
  • 麻生太郎(第92代首相):外孫。
  • マッカーサー(GHQ司令官):占領期間中に関係を構築。
  • ダレス(米国務省顧問):講和会議に先立って来日し、再軍備について交渉。

(2017/12/04 改作)

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