ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル
Georg Friedrich Händel
(1685-1759)
ドイツ、イギリスの作曲家
ハレ出身。ハレ大学で法学を学ぶが音楽の道へ転向し、18歳でハンブルクへ出てオペラ作曲家として活動、のちイタリアへ赴きオラトリオやカンタータで成功を収めた。1710年にハノーファーの宮廷楽長に就任するも、ほどなくロンドンへ移住。イギリス王室の庇護下で名声を博し、そのまま帰化して生涯を終えた。主に劇場用の作品で本領を発揮し、代表作としてオラトリオ「メサイア」、管弦楽曲「水上の音楽」「王宮の花火の音楽」が知られる。
関連人物
- J.S.バッハ(作曲家):同い年。直接の交流はなかったとされる。
- テレマン(作曲家):友人。
- マッテゾン(作曲家):友人。
- コレッリ(作曲家):イタリア滞在中のヘンデルと交流。
- ジョージ(ハノーファー選帝侯):ヘンデルが宮廷楽長として仕えた。
- ジョージ2世(イギリス王):戴冠式用のアンセムをヘンデルが作曲。
- ボノンチーニ(作曲家):ロンドン時代のライバル。
- ポルポラ(作曲家):ロンドン時代のライバル。
- ルーマン(作曲家):ロンドン留学時にヘンデルの影響を受けた。
- ベートーヴェン(作曲家):ヘンデルを最も偉大な作曲家として敬愛した。
- カエサル(ローマの将軍):オペラ「ジュリアス・シーザー」の題材。
- クセルクセス1世(ペルシャ王):オペラ「セルセ」の題材。
参考資料
- デンナー:ヘンデルの肖像(ナショナル・ポートレート・ギャラリー蔵)
- ハドソン:ヘンデルの肖像(ハンブルク州立大学図書館蔵)
(2017/10/01 改作)