フローレンス・ナイチンゲール
Florence Nightingale（1820-1910）
イギリスの看護師
フィレンツェ出身。裕福な家庭に生まれ、高い教育を受ける。やがて慈善事業に関心を抱き、カイザースウェルト学園に学んで看護師となった。1854年のクリミア戦争に際し、看護師を率いて野戦病院の改革に立ち、衛生管理を徹底させるなど献身的な働きで「クリミアの天使」と称される。帰国後はロンドンの聖トマス病院に看護学校を設立、看護教育を体系化して宗教から独立させ、その後も各地の病院や施設の創設・改善に携わり多くの提言を行った。
関連人物
- デュナン（実業家）：ナイチンゲールに感化され、赤十字社を創立。
（2010/12/20 改作）
