藤原道長の似顔絵

2017/06/12

藤原道長のイラスト

藤原道長

ふじわらのみちなが
(966-1027)
平安時代中期の公卿

藤原兼家の五男。兄道隆・道兼の相次ぐ早世と、姉詮子の後援により朝政に台頭する。さらに甥で政敵の伊周が狼藉によって失脚すると、左大臣となり政権を掌握。以降、三人の娘を後宮に入れ、天皇の外戚として摂関政治の最盛期を現出し、嫡子頼通を後見した。末法思想が広まる中で、1019年に出家し、晩年は法成寺の造営に心血を注いでいる。漢詩や和歌を好み、女流文学者を庇護したほか、第一級の史料として日記「御堂関白記」を残した。

この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたる事も 無しと思へば

この世は我が世と思う。今宵の満月のように欠けていることもない。

藤原実資「小右記」
寛仁2年(1018)10月16日条
三女威子立后の日の祝宴にて

関連人物

  • 一条天皇(第66代天皇):甥。長女彰子が入内し、敦成親王(後一条)を出産。
  • 三条天皇(第67代天皇):甥。次女妍子が入内するが、男子はなかった。
  • 後一条天皇(第68代天皇):外孫。三女威子が入内するが、男子はなかった。
  • 藤原兼家(公卿):父。一条天皇の摂政。
  • 藤原道隆(公卿):長兄。兼家死後に関白となるが早世。
  • 藤原伊周(公卿):甥。道長と権勢を争うが、従者の狼藉により失脚。
  • 藤原実資(公卿):道長に追従する周囲とは一線を画し、筋を通して交流。
  • 藤原頼通(公卿):長男。道長の後見を受けながら摂関政治を継承。
  • 紫式部(女官・作家):長女彰子の女房。道長が愛読した「源氏物語」の作者。
  • 和泉式部(女官・歌人):恋愛遍歴が多く、道長に「浮かれ女」と評された。
  • 源頼光(武将):側近。受領を歴任しながら道長に度々寄進した。摂津源氏の祖。
  • 源頼信(武将):側近。兄頼光と同じく受領として道長に臣従。河内源氏の祖。

参考資料

  • 「紫式部日記絵詞」第五段より(藤田美術館蔵)

参考リンク

(2017/02/21 改作)

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