イマヌエル・カント
Immanuel Kant
(1724-1804)
ドイツ(プロイセン)の哲学者
ケーニヒスベルク出身。生地の大学で神学や哲学を学び、家庭教師を経て母校の教授となる。ライプニッツ=ヴォルフの形而上学、ニュートンの自然科学の影響を経て、ヒュームの懐疑主義やルソーに刺激され人間の問題を探究。人間の理性と判断力の性質とその限界を考察して「純粋理性批判」「実践理性批判」「判断力批判」の三書にまとめる。認識論における主客関係の転換を自ら「コペルニクス的転回」と評した。ドイツ観念論の祖とされる。
関連人物
- ライプニッツ(数学者・哲学者):カントに影響を与えた。
- ヴォルフ(哲学者):カントに影響を与えた。
- ニュートン(科学者):カントに影響を与えた。
- ヒューム(哲学者):カントに影響を与えた。
- ルソー(思想家):カントに影響を与えた。
- ヤコービ(哲学者):論敵。
- モーゼス・メンデルスゾーン(思想家):論敵。
- ラプラス(天文学者):カントとは独立して太陽系起源の星雲説を提唱。
- フィヒテ(哲学者):カントの影響を受けた。
- シェリング(哲学者):カントの影響を受けた。
- ヘーゲル(哲学者):カントの影響を受けた。
- コペルニクス(天文学者)
参考資料
- デブラー:カントの肖像(東プロイセン州博物館蔵)
参考リンク
- カント・哲学早わかり(Philosophy Guides)
(2017/08/09 改作)