三井高利の似顔絵

三井高利のイラスト

三井高利

みついたかとし(1622-1694)
江戸前期の商人
三井家家祖

伊勢松坂出身。14歳の時に江戸へ出て兄の店に奉公し、番頭となる。28歳で帰郷すると、紀州徳川家や領民を相手に金融業を営んで蓄財。1673年、江戸本町で呉服店「越後屋」を創業、現金掛値なし(定価販売)などの新商法で繁盛させる。また京都室町に仕入店を設け、松坂と京都を行き来しながら資金繰りと経営を指導、実務は息子らに任せた。晩年は大坂にも呉服店を開き、幕府の呉服御用・為替御用も引き受け、三井家繁栄の基礎を築いた。

関連人物

  • 三井高安(武士):祖父。もと近江六角氏家臣で「越後守」を名乗っていた。
  • 三井高俊(商人):父。武士を廃業して質屋兼酒屋を開業。
  • 三井珠法(商人):母。商売っ気が薄い夫に代わり家業を取り仕切っていた。
  • 三井高平(商人):長男。高利没後に事業の統括機関「大元方」を設立。
  • 三井高房(商人):孫。商家の教訓として「町人考見録」を編著。
  • 牧野成貞(幕府側用人):将軍徳川綱吉の側近。三井を幕府御用達に抜擢した。
  • 井上馨(政治家):三井財閥と密接な関係を持ち、経営や人事に影響を与えた。
  • 益田孝(実業家):井上らと共に三井物産を設立。
  • 中上川彦次郎(実業家):三井財閥を政商から工業路線へ推進。
  • 團琢磨(実業家):三池炭鉱の経営を成功させ、三井財閥の総帥となる。

参考資料

  • 山本宗川:「三井高利夫婦像」
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