昭和天皇の似顔絵

昭和天皇,裕仁親王のイラスト

昭和天皇 / 裕仁親王

しょうわてんのう / ひろひとしんのう
(1901-1989)
第124代天皇

大正天皇の第一皇子。皇太子時代に欧州各国を訪問し、帰国後は病身の父帝に代わって摂政に就く。1926年に践祚し、満洲事変以降の14年間を大元帥として二・二六事件の鎮圧、戦争の遂行、ポツダム宣言受諾の裁断などの重大な決定に関与。終戦後は自らの神格を否定(人間宣言)した上で、47年施行の日本国憲法で「象徴」と位置付けられ、全国を巡幸して国民を激励するなど新たな天皇像を示した。また公務の間には生物学の研究にも勤しんだ。

朕と爾等国民との間の紐帯は終始相互の信頼と敬愛とに依りて結ばれ、単なる神話と伝説とに依りて生ぜるものにあらず。天皇をもって現御神とし、かつ日本国民をもって他の民族に優越せる民族にして、ひいて世界を支配すべき運命を有すとの架空なる観念に基づくものにもあらず。

昭和21年(1946)1月1日
新日本建設に関する詔書(抜粋)

関連人物

  • 大正天皇(第123代天皇):父帝。欧州外遊を夢見ていたが叶わなかった。
  • 今上天皇(第125代天皇):香淳皇后との第一皇子。明仁親王。
  • 杉浦重剛(教育者):師の一人。東宮御学問所で帝王学としての倫理学を進講。
  • 西園寺公望(元老):相談役。最後の元老として首班の奏薦などに当たる。
  • 牧野伸顕(内大臣):側近。皇太子の欧州歴訪・摂政就任・成婚などを挙行。
  • 木戸幸一(内大臣):側近。重臣会議の主催や終戦工作などに当たる。
  • 本庄繁(侍従武官長):側近。陸軍擁護の立場を主張して確執を抱えた。
  • 田中義一(第26代首相):張作霖爆殺事件の処理に窮して叱責された。
  • 近衛文麿(第38代首相):戦時体制下で紀元2600年記念式典を主催。
  • 東条英機(第40代首相):御前会議で対米英開戦を決定し、太平洋戦争へ突入。
  • 鈴木貫太郎(第42代首相):御前会議でポツダム宣言受諾の「聖断」を仰いだ。
  • マッカーサー(連合国軍最高司令官):終戦後の占領下で天皇と会談。

(2017/12/16 改作)