宗祇の似顔絵

宗祇,飯尾宗祇のイラスト

宗祇

そうぎ
(1421-1502)
室町時代後期の連歌師
北野連歌会所奉行

生地は近江国、俗姓は飯尾氏とされる。若くして京都相国寺に入り、30歳頃から連歌を志し、宗砌・専順・心敬らに学ぶ。1471年、東常縁から「古今和歌集」の講釈を受けた(古今伝授)。京に庵を結び貴族や武士と交流、1488年に北野連歌会所奉行となり、第一人者と認められた。大乱の余波による連歌の全国的流行を受け、周防大内氏や越後上杉氏など各地の有力大名を訪問。多くの歌論書や句集を残し、晩年には「新撰菟玖波集」を撰した。

言の葉の 道こそ憂けれ さらでやは 心のきはを 人に知られん

歌の道こそ辛いものだ。
この道に進まなければ、どうして己の心のほどを人に知られようか。

「宗祇法師集」巻下

関連人物

  • 宗砌(連歌師):師。元は但馬山名氏の家臣。
  • 心敬(連歌師):師。正徹の門下。
  • 東常縁(武家歌人):「古今和歌集」の秘説を伝授(古今伝授)した。
  • 足利義尚(第9代将軍):宗祇を北野連歌会所奉行に任じた。
  • 一条兼良(公卿):古典・故実の師。
  • 飛鳥井雅親(公卿・歌人):和歌の師。
  • 三条西実隆(公卿):宗祇から古今伝授を受けた。
  • 大内政弘(周防守護):交流。「新撰菟玖波集」の撰進を後援。
  • 上杉房定(越後守護):宗祇がたびたび訪問して交流。
  • 兼載(連歌師):心敬の同門。宗祇一門と共に「新撰菟玖波集」を編纂。
  • 宗長(連歌師):弟子。旧主家である駿河今川氏の下で活躍。
  • 肖柏(連歌師):弟子。宗祇の古今伝授を堺の人々に伝えた。

参考資料

  • 昌文:宗祇法師肖像(早稲田大学図書館蔵)

参考リンク