後白河法皇の似顔絵

後白河天皇,後白河上皇,後白河院のイラスト

後白河天皇 / 雅仁親王

ごしらかわてんのう / まさひとしんのう
(1127-1192)
第77代天皇

鳥羽天皇の第四皇子。当初は皇位継承とは無縁で、近衛天皇の急死に伴い暫定的に即位。保元・平治の乱を経て、平清盛が実権を握る形で院政を敷く。院近臣と平氏との権力闘争から治承・寿永の乱へ至る混沌とした情勢で、幾度と幽閉・院政停止に追い込まれるが、老獪な駆け引きで「治天の君」の立場を保持。鎌倉幕府の源頼朝とは様々な軋轢を抱えながらも、新たな公武関係を模索した。今様愛好者として知られ、「梁塵秘抄」を撰している。

遊びをせんとや生まれけん、戯れせんとや生まれけん、
遊ぶ子供の声聞けば、我が身さえこそ動かるれ。

遊ぶために生まれてきたのか。戯れるために生まれてきたのか。
遊んでいる子供の声を聞くと、私の身体さえ動いてしまう。

「梁塵秘抄」

関連人物

  • 鳥羽法皇(第74代天皇):父帝。母は待賢門院璋子。
  • 崇徳上皇(第75代天皇):実兄。皇位継承争いに破れ、讃岐へ流された。
  • 二条天皇(第78代天皇):皇子。親政を志向して後白河院政派と対立。
  • 高倉天皇(第80代天皇):皇子。父院と岳父清盛の確執に心労を重ねた。
  • 以仁王(皇族):皇子。平氏追討の令旨を発布。
  • 信西(貴族・僧):乳父で腹臣。荘園整理や寺社統制など政治を主導。
  • 藤原信頼(公卿):腹臣。院の寵愛を受けて台頭し、信西と対立。
  • 藤原成親(公卿):腹臣。平氏打倒の陰謀を企てるが挫折(鹿ヶ谷事件)。
  • 源義朝(源氏の棟梁):保元の乱後に台頭した平清盛と対立。
  • 平清盛(平氏の棟梁):保元・平治の乱で権勢を極め、六波羅政権を樹立。
  • 源頼朝(源氏の棟梁):鎌倉に武家政権を準備し、征夷大将軍補任を望んだ。
  • 源義仲(源氏の武将):入京後に法皇と対立し、院御所と法住寺を襲撃。

参考資料

  • 「天子摂関御影」より(宮内庁三の丸尚蔵館蔵)

(2017/02/21 改作)